よくわからないから楽しい

たまに何を言っているのかも分からなくなります

Webネイティブ世代(=平成生まれ)が決済者になる時が、歴史の転換点になる気がする

先に結論から言うと、スマホの普及もあり今後も徐々にネット産業は成熟されていくとは思いますが、あと15年くらいしたらとんでもない大波が来るんじゃないかと思っています

15年っていうとまだまだ先の話ですね、すいません。

 

Webネイティブ世代って何?

 

Webネイティブ世代って何だよっていう声も聞こえてきそうなので、その辺の整理から。

世の中的な定義があるわけじゃないのでそれは置いといて、私個人が「ネイティブっぽいなー」と何となく思うのは、次の2つが自然とできていそうな世代です。個人差や地域差はあると思いますが大まかな傾向としてということで。

 

  • ネットでモノを買うのは当たり前
  • 無料のクラウドサービスを使うのは当たり前

 

自分は1981年生まれなんですが、81世代だとネイティブ感は全然無いですね。デパートや家電量販店でモノを買うよりネットで会員登録してモノを買う方が面倒だと思う人がいたり、無料のクラウドサービスを使うのがセキュリティ面で怖いという人がいたり。

じゃあどの世代がネイティブなのかという話と、そう思う理由についてはもう少し後段で書きます。それより先に、個人情報保護法の話からしておきたいです。

 

個人情報保護法(の成立過程)が日本のネット産業の成熟を遅らせた

 

個人情報保護法が成立したのが2003年。あの時の国会での議論や合意形成の過程で、「個人情報を誰かに渡す(ネットで入力する)」という行為に対して国民全体に過度にネガティブが印象を植え付けてしまったのが、今日までものすごく尾を引いてると思うんです。

ECを始めとした便利なサービスの活用状況がアメリカや東南アジアの一部などと比べて妙に遅れているような気がするのと、Google DriveやDropBoxなど、大企業でも使えるような便利ツールがまだまだ一般的には浸透していない大きな要因のひとつがコレにあると考えています。

ちなみにそのセキュリティリスクを恐れている人たちが、セキュリティリスクのあるWindowsXPの更新をしていないという矛盾した対応を取っていたりもするんですが・・・。

東電、「XP」更新前倒し…「社会全体で要請」 : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

平成以降の世代が鍵を握る

 

平成元年(1989年)生まれの人は、個人情報保護法の成立当時で14歳。まだ中学生なので、この時の喧噪もあまり知らず、一般家庭でも学校でもすでにかなり通信インフラが整備されていて、割と自然にネットに接していたんじゃないでしょうか。

彼らは今年25歳。身近で見ていても、この辺の世代の人たちはネットの接し方が自分らの世代とは全然違うなぁというのをすごく感じます。メリットとリスクに対するバランス感覚が良いというか。

30代や40代のオジサンたちからするとちょっと怪しげであったり難しそうに見える海外系の無料サービスでも、便利だと思えば彼らは普通に使います。だって安いし便利じゃん。彼らにとって、理由はそれだけで十分なんですね。幼い頃からネットに触れていて、リスクに対する嗅覚も自然と養われている。

 

大企業の情報投資の在り方も彼らが変える

 

大企業では、数億円から数百億円といった予算を投下しての情報投資が今でも当たり前に行われています。競争領域への投資ならともかく、自前で組んだバックオフィスのシステムの更新にそれらの予算の多くを費やしているような状況です。

そしてそれを最終的に決済しているのは40代、50代でとてもWebネイティブとは言えない世代の人たち。このポジションが現在25歳くらいの人たちに置き換わったあたりから、最初に述べた「とんでもない大波」がやって来そうです。

彼らが40代になるまであと15年。

その頃からようやく、大企業の基幹業務の大半が一気に基本無料〜超低コストのクラウドサービスに置き換わり、それまで無駄なシステム更新に投下していた予算の多くが、競争領域へと振り替えられる。

その時のエンタープライズ向けクラウドサービスの主役がGoogleなのか、それとも日本のまだ見ぬベンチャーなのかは分かりませんが、日本の大変革の始まりは、ここから巻き起こっていくんじゃないかなぁと思っています。

もちろんこれだけではないんですが、平成世代の人たちには個人的にとても期待しています。その時代を視野に入れて、自分もゆくゆくは何か新しいビジネスができたらいいな。