よくわからないから楽しい

たまに何を言っているのかも分からなくなります

「ギブアップ宣言」を導入して、チームの生産性を高めよう

これって本当にやる意味あるのかなぁと思っているような仕事でも、「やめたい」とは自分からは言い出しづらいですよね。

現場のメンバーが、自分のやっていることに疑問を持っている。そんな状態で良い成果なんて出せるはずも無い。そんな状態でダラダラと続けるよりも「これはやってみる価値がありそうだ」と本人が思えることに集中できるようにした方が、モチベーションも上がるし重要な発見も増えるしで、チームの生産性が自然と上がってきます。

それを踏まえて、うちのグロースハックチームでは「ギブアップ宣言」なる制度を導入しています。なぜこれが必要なのかについて、もう少し詳しく説明します。

 

「やり切る」という思考停止

やり切らなくても結果が見えていることって結構あります。前提となる仮説を間違えていたり、ある程度までは効果が出ていたけれど、それ以上続けても期待したような効果が得られないようなケースです。

期限を決めていたり、実装する機能を事前に決めていたりすると、とりあえず(意味も無いのに)そこまではやってみようかとなりがちです。

期限が明日までとかならまだ良いです。期限が来月末までとかだったら?1ヶ月以上を無駄に過ごすことになります。実装する機能があと10個あるとしたら?何も状況を変えることの無い機能が10個できる上に、それを作る時間を無駄にするだけ。

意味ないでしょ、こんなの。

「やり切る」という言葉はチームを鼓舞するために使われがちですが、やり切った先に意味を感じられるからこそ効果が発揮されるのであって、それが無いなら全くの逆効果です。

やり切ることは目的じゃない。成果を出すために、時には見切りを付けることも肝心です。

  

「やめたい」は自分から言いづらい

リーダーによってよく管理されている現場やテンションの上がっている現場は、「やめたい」「意味がない」とはなかなか言いづらいです。

でも「これをやめて、さっさと次に行かなきゃいけない」と感じることは、リーダーに限らずあるはずです。その背中を押すためにも「やめたいと言ってもいいんだ」ということを、ギブアップ宣言という仕組みとして明確化しておくこと自体に大きな意味があります。

  

何でもかんでもギブアップしないために

やる意味があるなら、粘り強く続けることも当然重要です。ギブアップ宣言をする場合は、「続けることに意味があるかどうか」という1点だけを判断軸にしましょう。

そして「ギブアップ(する)宣言」であり、「ギブアップ(させる)宣言」では無いことにも注意が必要です。経営判断などで途中でやめざるを得ないケースなどもあるでしょうが、それとこれとは目的がまるで異なるので、うまく使い分けましょう。

チームメンバーが自分の意思で判断して良い成果を生み出せるように後押しする。それが「ギブアップ宣言」です。