よくわからないから楽しい

たまに何を言っているのかも分からなくなります

福岡旅行記vol.2 - SLマニアと段ボールマニアは天神へ急げ!(8/11まで)

 

段ボールSL。これはもうマジですごかった!
子供の頃、こういうのを作るのに憧れていたなぁ。

 

部品も含めて全てが段ボール!

制作過程も公表されています。車輪はこの段ボール、胴体部分はこの段ボール・・・って感じで、パーツごとに適した段ボールがあるらしい。

これだけ精巧に作られていて、制作期間が10ヶ月というのがまたすごい。

天神にあるイムズの地下2階にドドーンと展示されています。展示期間は8/11までとのこと。近くに立ち寄った際はぜひ見に行ってみてください。

 


天神と博多の位置関係(左側が天神、右側が博多)

 

てか現地の人が「福岡は博多と天神だけだよ」って言ってたけど、博多と天神は2kmくらいしか離れてない。生活圏が狭すぎでしょw

 

 

その他の福岡旅行記はこちら
vol.1 - 博多のLINE新社屋とか金のカエルとか
vol.3 - 太宰府のスタバがめっちゃオシャレ!
vol.4 - ヤフオクドームとか玄海灘とか

 

福岡旅行記vol.1 - 博多のLINE新社屋とか金のカエルとか

7/19(土)〜7/22(火)の日程で福岡に行ってきました。

  • 木曜の夜に福岡行きが決まり
  • 土曜の朝に宿泊先も決めずに出発し
  • 火曜の朝に東京に戻ってきてそのまま出社

という謎の強行軍な上に、行きも帰りもなぜか新幹線。調子に乗ってグリーン車に乗っちゃった。東京駅から博多まで5時間半も掛かるんですね。これなら飛行機で台湾に行く方が早い(笑)

せっかくなので、何回かに分けて旅行記を書いていきます。

まずは博多駅周辺の話から。

 

LINEの新社屋はまだなかった!

博多駅から10分弱ほど歩いたあたりにLINEの新社屋ができる予定らしいんですが、まだ何もできていませんでした。

その代わり、工事現場にはLINEのキャラクターを用いたアートが。結構なボリュームがあって、見ていて楽しかったです。



LINE新社屋、いつ完成するんだろ。どうやら建設費が急騰していて調整が難航しているようですね。
LINE福岡社屋、思わぬ逆風 着工遅れの理由は:qレポート:特集:qBiz 西日本新聞経済電子版 | 九州の経済情報サイト

 

金のカエルがたしかに居た!・・・が!

【福岡】JR博多駅の隠れキャラ『金のカエル』を探しに行ってみた | ロケットニュース24

この記事を見て、せっかくだから金のカエルを拝んでおこうと思ったんです。 

でもって実物はこちら↓

めっちゃ地味(笑)
現地の人曰く「わざわざ見るものじゃないよ」とのこと。

 

あれ?おかしいな・・・

これじゃ福岡の魅力が何にも伝わってないw

実際はとても楽しかったんですよ。博多自体は普通に栄えまくった街です。東京のいろんな場所と比べても全く遜色が無いくらい。

だからかな。考えてみたらあまり博多駅周辺には居なかった気がする・・・。いろんな場所に足を運んだので、そっちで魅力をアピールしていこうと思います。

 

おまけ - 地元民が絶賛するポテトチップス

博多界隈で人気のポテトチップス「九州しょうゆ味」

ポテトチップス 九州しょうゆ | ポテトチップス | カルビー株式会社

地元の人が絶賛していたのでお土産に買って帰ったところ、職場の人に大人気でした!

コンビニで普通に売っているので、博多に立ち寄った際はぜひ食べてみてね(もしかしたら東京でも売ってるのかな?)

 

その他の福岡旅行記はこちら
vol.2 - SLマニアと段ボールマニアは天神へ急げ!(8/11まで)
vol.3 - 太宰府のスタバがめっちゃオシャレ!
vol.4 - ヤフオクドームとか玄海灘とか

 

生活面のリスク要因の少なさは起業のアドバンテージになる

起業をする場合はリスクを積極的に取っていくことが求められますが、その一方で生活周りのリスク要因を徹底的に減らすことができれば、それ自体がアドバンテージになります。

創業初期において、この観点で良かったと思うことを経験談で5つほど挙げてみます。

 

1. 当時20代だったこと

仮にうまくいかなかったとしても、その経験を活かして何かしら仕事が見つかるだろうしいいやという楽観がありました。心の余裕は柔軟な発想にも繋がります

若いというのは大きな武器です。学生起業がいいなぁと思う理由のひとつもこれで、学生のうちにチャレンジして結果失敗したとしても、平凡な学生生活を送っている人よりは遥かに良い経験をしているはずで、就職活動からやり直すにしてもプラスに働くんじゃないでしょうか。

学生だからとか経験不足だからとかいって躊躇をせずに、今なにかやりたいことが目の前にあるのなら、思い切ってやっちゃいましょう。

 

2. そこそこの貯金があったこと

20代後半だったので、ぶっちゃけそこそこの貯金はありました。生活はしばらく何とかなるし、事業を考えるにしてもいきなり目先の売上を気にしなくてもいいかな、という精神的な余裕はやっぱり生まれます。余計なことに気を取られず、起業してまでやりたかった本質的なことに多くの時間を割くためにも、無いよりはあった方が良いです。

 

3. 実家暮らしだったこと

生活コストを限界まで下げられるので、創業初期のキャッシュフローに余裕が生まれます。失敗しても、とりあえず帰る家はあります。リスクを減らすという意味では、実家暮らしは最強の武器です。

ほとんどの起業家は自分自身の役員報酬を最初は最低限に抑えようと考えるはずなので、生活コストをどれだけ下げられるかも一緒に考えたい所です。実家暮らしではない人は、より安い物件への転居やシェアオフィスへの入居などを検討してみても良いかもしれません。

 

4. 独身だったこと

守る人がいないというのは、単純にリスクを減らすという点だけ見れば心理的にプラスに働きます。ひたすら事業にだけ集中できるので。一方で、結婚していたり子供がいたりするのに起業できる人は、自分が同じ状況だった場合に同じ選択ができたかなぁとも思うので、それだけですごく尊敬します。家族の理解も必要ですしね。見方を変えれば、守る人がいればもっと頑張れるということなのかも。

ちなみに今も独身です。そろそろ結婚したいなー。

 

5. 辞めた会社から「いつでも戻ってきて良い」というお墨付きをもらったこと

ただの口約束ではなくて会社の制度としてそういう仕組みがあったので、これはすごく良かったですね。退路があると守りに入ると思う人がいるかもしれないですが、実際は逆で、せっかくなのでめちゃくちゃ思いきったことをやってみようというマインドが働きました。

この制度のおかげで退職することに全く躊躇無くなったので、会社としては複雑な所かもしれないですね。

自分にとっては大いにプラスに作用したので、今でもとても感謝しています。

 

まとめ

リスクを恐れて起業できないというのはもったいない一方で、リスクになりそうなことを正しく認識してそれを減らすことで、チャレンジできる余地がより大きくなる可能性もあります。

人それぞれで状況は異なるので一括りにすることはもちろんできませんが、あくまで起業する前提で、そしてポジティブに自分の生活状況からリスク要因を分析するのが良さそうです。

 

「データが全て」はグロースハックにおいて正しいのか?

「グロースハックはデータが全てだ」ってよく言われますが、これはかなり極端な表現です。極端であるがゆえに、反射的に否定したくなる人もいるかと思います。

私は今のところ「データが全て」の立ち位置なので、いくらかポジショントーク気味ではありますが、その言葉が意図するところについて説明してみることにします。

 

そう言った方が単純に分かりやすい

 

データに表れにくいけれども何となく効果がありそうな施策を優先的にやっていると、仮説検証の効率が悪い。特にチームで取り組んでいる場合、いろいろ試している中で変化が実感できないと、段々とグダグダというか、同じようなことを惰性で続けているような感じになりがち。

一方で、数字の変化が目に見えて表れやすいようなセグメントをちゃんとやるとか、データにすでに表れていることから優先的に取り組むとかをした方が、変化が実感しやすい。

付け加えると、グロースハックでは変化より何よりまず発見が重要です。発見をするためにはデータが必要です。

グロースハックでは「発見を誉め称える文化」こそ重要 - よくわからないから楽しい


取っ掛かりとなるような発見をして、発見したら状況を変えるために施策を打つ。

それを分かりやすくチーム内に浸透させるための手段のひとつとして、「データが全て」と言っているわけです。「データが全て」という表現は、単純にグロースハックを効率良く機能させる上での方便と捉えることもできますね。

 

「数字に表れない悪影響」なんて存在しない(とあえて考える)

 

仮説検証と改善によって、ある数字が向上したとしても、ユーザー体験の質の低下によって数字に表れない悪影響も出るんじゃないか?

こう考える人もいるかもしれません。

一方を良くすれば一方が悪くなる可能性があるっていうのは、サービスを運営していれば、特にグロースハックに取り組むような人なら当たり前に理解できているような話。「データが全て」と言っている人たちのほどんどは、その程度のことは指摘されなくても分かっています。

それを前提として、

  • 悪影響も事前に仮説を立てる
  • 悪影響も数字で捉えられるようにする
  • その他の感覚的な要素も数字で捉えられるようにする 

のように、全てをデータとしてあぶり出すようなアプローチを試みる。それが「データが全て」の考え方です。

 

科学的な統計分析を一度も取り入れずに「データが全て」を否定するのはナンセンス

 

まるで昔気質のラーメン屋の亭主ですね。「うちにはうちのやり方があるんだ!」と言っているうちに、科学的なマーケティング手法を取り入れたチェーン店に駆逐される。

私もSnapeeeをローンチしてからしばらくの間は、感覚的に改善施策や優先順位を決めていたり、DAUのようなゴミデータを見て、意味があるのかどうかもよく分からないような施策を確かにしていました。ある時期までは、それでも改善効果はそれなりに出ていました。

でも感覚頼みだけでやっていると、やっぱりどこかで頭打ちになるんですよね。ものすごい手詰まり感に襲われた所で出てきたキーワードが「グロースハック」であり、「データが全て」という考え方です。

今はこの手法を取り入れて、以前のような手詰まり感を脱して展望が開けつつあります。そうした経験を踏まえて思うのは、条件反射的に否定するんじゃなくて、一度はこういう極端なやり方も試してみた方がいいよ、ということ。

その上で、自分たちのチームやサービスあったやり方にチューニングしていけばいいんじゃないかと思います。

 

スタートアップ創業期にサービスを外注することの是非

エンジニア出身じゃない人と話をしていると今でも出てきがちなテーマなんですが、結論から言うとやめておいた方がいいです。

Snapeeeも当初はエンジニア2人のチームだったので、血迷ってアプリのデザインを外注しようとしたこともあったんですが、速攻で方針転換をしたという過去があります。



その時の経験談ベースで理由をいくつか挙げてみます。まぁ当たり前のことが多いし、当時と今とでは若干環境が異なっていたりもしますが、これから起業を考えている人の参考までにということで。

 

お金が掛かりすぎる

実際に見積もりを取ってみればわかりますが、目玉が飛び出るくらい予算オーバーします 笑

もしかしたら超格安な料金やレベニューシェアでやってくれる所もあるのかもしれないですが、それはそれで何かがおかしいというか、そんなうまい話は滅多に無いので発注するのはやめておいた方が良さそうです。

 

開発やデザインのような事業開発の根幹になるものではなく、経理や総務などのバックオフィス業務を外注して、より開発に集中するための時間を生み出す方向で考えてみる、というのは大いに有りだと思います。

 

時間が掛かりすぎる

業者さんと打ち合わせをするのが1週間後、そこから見積もりをもらうまでに1週間後。こんな動き方になってしまいがちで、とにかく遅い。自分たちの時間軸には合わないです。

 

微調整が効かない

これは実際にアプリを作り始めてから気付いたことなんですが、ほんのちょっとだけ仕様変更したいというケースが頻繁に出てきます。それこそ1px単位でデザインを調整したいとか。

こういう状況になった時に、内製していればその場で改善ができますが、外注しちゃってるとなかなかそうは行かないです。

 

フルコミットメンバーでの内製化を目指そう

雇用形態は何でも良いのですが、とにかくフルコミットメンバーで内製化できるチームを作るべきです。

学生さんであったり別の仕事を持っていたり、別に集中すべきことがある人にチームに加わってもらい、その人だけに開発を任せているケースもたまにあるようですが、時間に対する考え方やチームへの熱量という点でどうしてもズレが発生しがちなので、やはりオススメはできません。

 

人を集められないチームは論外

  • 企画したサービスのコンセプトが響かないのか
  • 創業者が掲げるビジョンが響かないのか
  • 創業者の背景や性格など、その他の要素に理由があるのか

どこに理由があるにせよ、人を集めることができない創業者って論外な状態です。ほとんどの投資家さんからも門前払いされます。

その一方で、最初から何もかもがうまく行くわけでも無いので、もしこういう状態に陥ってしまっているなら、原因を客観的に分析して前向きに状況を変えていきましょう。

 

Webネイティブ世代(=平成生まれ)が決済者になる時が、歴史の転換点になる気がする

先に結論から言うと、スマホの普及もあり今後も徐々にネット産業は成熟されていくとは思いますが、あと15年くらいしたらとんでもない大波が来るんじゃないかと思っています

15年っていうとまだまだ先の話ですね、すいません。

 

Webネイティブ世代って何?

 

Webネイティブ世代って何だよっていう声も聞こえてきそうなので、その辺の整理から。

世の中的な定義があるわけじゃないのでそれは置いといて、私個人が「ネイティブっぽいなー」と何となく思うのは、次の2つが自然とできていそうな世代です。個人差や地域差はあると思いますが大まかな傾向としてということで。

 

  • ネットでモノを買うのは当たり前
  • 無料のクラウドサービスを使うのは当たり前

 

自分は1981年生まれなんですが、81世代だとネイティブ感は全然無いですね。デパートや家電量販店でモノを買うよりネットで会員登録してモノを買う方が面倒だと思う人がいたり、無料のクラウドサービスを使うのがセキュリティ面で怖いという人がいたり。

じゃあどの世代がネイティブなのかという話と、そう思う理由についてはもう少し後段で書きます。それより先に、個人情報保護法の話からしておきたいです。

 

個人情報保護法(の成立過程)が日本のネット産業の成熟を遅らせた

 

個人情報保護法が成立したのが2003年。あの時の国会での議論や合意形成の過程で、「個人情報を誰かに渡す(ネットで入力する)」という行為に対して国民全体に過度にネガティブが印象を植え付けてしまったのが、今日までものすごく尾を引いてると思うんです。

ECを始めとした便利なサービスの活用状況がアメリカや東南アジアの一部などと比べて妙に遅れているような気がするのと、Google DriveやDropBoxなど、大企業でも使えるような便利ツールがまだまだ一般的には浸透していない大きな要因のひとつがコレにあると考えています。

ちなみにそのセキュリティリスクを恐れている人たちが、セキュリティリスクのあるWindowsXPの更新をしていないという矛盾した対応を取っていたりもするんですが・・・。

東電、「XP」更新前倒し…「社会全体で要請」 : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

平成以降の世代が鍵を握る

 

平成元年(1989年)生まれの人は、個人情報保護法の成立当時で14歳。まだ中学生なので、この時の喧噪もあまり知らず、一般家庭でも学校でもすでにかなり通信インフラが整備されていて、割と自然にネットに接していたんじゃないでしょうか。

彼らは今年25歳。身近で見ていても、この辺の世代の人たちはネットの接し方が自分らの世代とは全然違うなぁというのをすごく感じます。メリットとリスクに対するバランス感覚が良いというか。

30代や40代のオジサンたちからするとちょっと怪しげであったり難しそうに見える海外系の無料サービスでも、便利だと思えば彼らは普通に使います。だって安いし便利じゃん。彼らにとって、理由はそれだけで十分なんですね。幼い頃からネットに触れていて、リスクに対する嗅覚も自然と養われている。

 

大企業の情報投資の在り方も彼らが変える

 

大企業では、数億円から数百億円といった予算を投下しての情報投資が今でも当たり前に行われています。競争領域への投資ならともかく、自前で組んだバックオフィスのシステムの更新にそれらの予算の多くを費やしているような状況です。

そしてそれを最終的に決済しているのは40代、50代でとてもWebネイティブとは言えない世代の人たち。このポジションが現在25歳くらいの人たちに置き換わったあたりから、最初に述べた「とんでもない大波」がやって来そうです。

彼らが40代になるまであと15年。

その頃からようやく、大企業の基幹業務の大半が一気に基本無料〜超低コストのクラウドサービスに置き換わり、それまで無駄なシステム更新に投下していた予算の多くが、競争領域へと振り替えられる。

その時のエンタープライズ向けクラウドサービスの主役がGoogleなのか、それとも日本のまだ見ぬベンチャーなのかは分かりませんが、日本の大変革の始まりは、ここから巻き起こっていくんじゃないかなぁと思っています。

もちろんこれだけではないんですが、平成世代の人たちには個人的にとても期待しています。その時代を視野に入れて、自分もゆくゆくは何か新しいビジネスができたらいいな。

 

【実例付き】見習いグロースハッカーでもひと目で分かる!適切なセグメントが重要な理由

Garbage in, garbage out.
(ゴミデータを用いていくら解析してみても、出てくる結果はゴミばかり)

この言葉について本ブログでも何度か取り上げているように、データ分析をする際は、自分が見ている数値が本当に意味のあるデータなのかという点に常に気をつける必要があります。

今回はSnapeeeで実際に行っている仮説検証を例にして、その重要性について説明します。

 

グラフ1(すべての国 - 7日間の移動平均)

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuji_nano/20140716/20140716213954.png
※ クリック、タップで拡大します

このグラフはあるネガティブ属性を持つユーザーが、全体に対してどれほどの影響力を持っているかを調べたものです。グロース施策によってポジティブ属性を持つユーザーの影響力を高めることで、ネガティブ属性を持つユーザーの影響力を相対的に弱めようとしています。マイナス方向にどんどん数字が大きくなってくれれば、効果が出ている状態です。

ちなみに施策前後の変化を知るために3月頃からの数値を取得していますが、施策を開始したのは5/19からです。右の方の、一気に大きな変化が出たあたり。施策の効果が出ていることが分かります。

7日間の移動平均で見ているのは、グラフの変化が細かすぎると傾向が見えにくくなるのと、土日などの環境要因によるブレを排除したかったからです。

なお、この仮説検証はiOSユーザーでしか行っていないので、Androidユーザーはデータから除外してあります。

 

グラフ2(すべての国 - 28日間の移動平均)

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuji_nano/20140716/20140716214158.png

こちらはグラフ1の28日移動平均版です。より大きなトレンドの変化にのみフォーカスしたい場合は、こちらを使っています。


ところがですね・・・


グラフ1もグラフ2も、仮説検証の材料としては不十分です。社内では「またゴミデータを見てるんですか!」って言われちゃうレベル。それを裏付けるのが次の2つのグラフです。

 

グラフ3(国別 - 7日間の移動平均)

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuji_nano/20140716/20140716214402.png

グラフ4(国別 - 28日間の移動平均)

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yuji_nano/20140716/20140716214530.png

ユーザー数が多くて言語が異なる4つの国を使ってセグメントしたグラフです。国をセグメントしていなかった時と比べて、いろんなポイントが見えてきます。

  • 日本ではこの属性を持つユーザーの影響力が、他の国に比べて大きい(0.0%に近い) 
  • アメリカではこの属性を持つユーザーの影響力が、他の国に比べて若干小さい 
  • 中国では施策の効果が顕著に出ている 
  • タイでは最初に施策の効果が出ていたが、すぐに頭打ちになっている

 

このデータを基に、次のプランを立てる

  • 日本人はインセンティブに弱いので、それをうまく活用した施策を打とう。 
  • タイでは文字より画像の方が訴求力がありそうなので、文字を減らして画像をもっと効果的に使ってみよう。 
  • とりあえず日本とタイ向けの施策を優先させて、中国とアメリカはどこでこの傾向が頭打ちになるかを引き続きウォッチしてみよう。 


国ごとに傾向が違えば、打つべき施策や優先順位も当然変わってきます。それが分かっていないと、後続の施策がすべての国向けの大雑把なモノになったり、施策の効果が出ているのかどうかが分かりづらくなってしまったり、という負のスパイラルに陥ります。

それこそがGarbage in, garbage out.を表した状態です。

 

グロースハックでは適切なセグメントを心がけよう

いかがだったでしょうか?

今回は分かりやすく国(とiOS)というセグメントだけで解説しましたが、それ以外のセグメントでもハッキリした傾向の違いを見つけることは可能です。ぜひいろんな切り口で試してみてください。

この記事が新しいアプローチへのきっかけになれば幸いです。